2006-09-24 『活字狂想曲』感想 読書 活字狂想曲 (幻冬舎文庫)作者: 倉阪鬼一郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2002/08メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (16件) を見る怪奇作家・倉阪鬼一郎氏が校正者として過ごしたサラリーマン時代を描いたエッセイ集。 社会不適応者が企業になじむのは(なじむ気はなさそうだけれど)こんなに大変なのか、と感じさせられます。 面白おかしく描かれているので楽しく読めますが、おそらく当時ご本人は大変だったのだろうなあ、という様子がうかがえます。 それにしても印刷業界の過酷さがすごい。何事もなかったかのように人が続々死んでますw 恐ろしい業界ですね。