『そして死の鐘が鳴る』感想
- 作者: キャサリン・エアード,高橋豊
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1982/09
- メディア: 文庫
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かなり豪快な密室トリックが炸裂しています。トリック自体は面白いのですが、密室にする必然性が感じられないのが難点でしょうか(まあ、偶然そうなってしまったということなのでしょうが)。
結構ほのぼのとした雰囲気で話が進むので殺伐としたところはありません。そこが物足りないと感じる人もいるかもしれませんけれど。
なにはともあれ、密室トリック好きは必読でしょう。