『黄色い涙』

嵐総出演ということで「おいおい、アイドル映画かよ」と思っていたら、意外と面白かった。漫画家、小説家、歌手、画家をそれぞれ目指す四人の若者を中心として描かれた、青春映画。
夢だけは大きいものの、現状としては食うことにも困っているダメ人間ぶりがいい。単なるサクセスストーリーではなく、誰もが夢をかなえられるわけではない、というスタンスを感じられるところに好感が持てた。
ラストがだらだらと続いたのが残念。もう少しすぱっ、と終わってもよかったのでは。
それにしても、犬童一心はいい仕事するねえ。『手を握る泥棒の物語』はひどかったけどw