『ボビー』

名匠ボビー・バレンタインは、いかにして、弱小チームと呼ばれていたロッテ・マリーンズをパリーグ制覇に導いたのか。緻密な取材と詳細なデータに基づいたドキュメンタリー映画
では、けっしてない。


ロバート・F・ケネディ暗殺の日を、「グランド・ホテル」形式で描いた作品。
どんだけ金かけてんだってくらい豪華なキャストに、まず驚く。しかし、ストーリー自体はやや平板。久々に映画の途中で意識を失ってしまった。延々と流される演説(?)も説教くさくてげんなり。しっかりしたつくりではあるから、楽しめるかどうかは好み次第ではないかと。僕はダメだったけれど。
しかし、アンソニー・ホプキンスは別にいなくてもよかったなあ。