『バッテリー』

あさのあつこ原作の青春野球映画。
子供たちが皆いきいきしていて楽しめた。こういった類の作品は、いかにも「大人が考える子供目線」になりがちだけど、この作品は「子供目線そのもの」だったところに好感が持てた。女の子から自分がどう見られているのかを気にするところなんかは「あるある」って感じで思わず笑みが漏れたほど。
120分という尺の中で、友情や家族愛を過不足なく描ききっている。流れるようなストーリー展開で、観客を退屈させないところもよかった。
一つ問題があるとすれば、対戦相手の少年たちがとても中学三年生には見えなかったところかなw