『墨攻』

試写会に誘っていただき、視聴。
アンディ・ラウ主演。紀元前の戦国時代が舞台。
面白い映画というのは、たいてい冒頭数分で観客の心をつかむもので、それはこの作品も例外ではない。一気に物語の世界に引き込まれた。
ストーリー展開は劇画チックでわかりやすい(実際原作は日本の漫画らしい)が、稚拙ではない。映像にも迫力がある。
主人公の革離が、超人的な人物として描かれてはいないところにも好感が持てた。
余韻の残るラストもよかったし、130分という尺も長くは感じなかった。
安心して楽しめる戦国活劇だ。