2006-12-21 『墨攻』 洋画 試写会に誘っていただき、視聴。 アンディ・ラウ主演。紀元前の戦国時代が舞台。 面白い映画というのは、たいてい冒頭数分で観客の心をつかむもので、それはこの作品も例外ではない。一気に物語の世界に引き込まれた。 ストーリー展開は劇画チックでわかりやすい(実際原作は日本の漫画らしい)が、稚拙ではない。映像にも迫力がある。 主人公の革離が、超人的な人物として描かれてはいないところにも好感が持てた。 余韻の残るラストもよかったし、130分という尺も長くは感じなかった。 安心して楽しめる戦国活劇だ。