2006-09-18 『陰摩羅鬼の瑕』感想 読書 陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/08/09メディア: 新書購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (194件) を見るこれまでの京極堂シリーズと比較すると、ストレートなストーリー展開で結末もわかりやすくなっています。だからといってレベルが低いかといえばそういうこともなく、伏線回収の妙や結末の意外性が楽しめます。 個々のキャラの動きも相変わらず楽しい。 『姑獲鳥』に関する記述も少なくなかったので、意識しているのは間違いないでしょう。この作品が京極堂シリーズ2ndシーズンの幕開けなのかもしれません。