『カジノを罠にかけろ』感想

カジノを罠にかけろ (文春文庫)

カジノを罠にかけろ (文春文庫)

イカサマ・ハンター、トニー・ヴァレンタインを主人公に据えたギャンブル小説。
軽快なストーリー展開と一癖も二癖もある登場人物たちの活躍が楽しめます。肝心の"カジノを罠にかける"トリックがやや軽めなのが残念ですが、十分楽しめる出来。次作も読んでみたいと思わせる作品です。
動きが多く、キャラも立っているので映像化に向いている作品といえるかもしれません。