『死の扉』感想

『死の扉』レオ・ブルース(東京創元社


図書館で借りました。
雑貨屋の女主人とその死体を発見した警察官が殺害されるという事件が発生。素人探偵のカロラス・ディーンがその謎に挑みます。
大枠の謎については「これしかないだろうな」と早い段階で見当がついたのですが、伏線の収束させ方はうまいし、各キャラクターも濃い面々で楽しめます。古きよき本格ミステリといったところ。是非復刊していただきたい一作です。