『昆虫探偵』感想
- 作者: 鳥飼否宇
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/05/12
- メディア: 文庫
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個人的に気に入ったのは昆虫界の「日常の謎」を扱った「昼のセミ」、クモの悲哀を描いた(?)文庫書下ろしの「ジョロウグモの拘」、法月綸太郎の名探偵問題まで(軽く)扱った「ハチの悲劇」の3作です。最後にこの作品を表現するにふさわしい作中生物の台詞を紹介。
ワシは思わず叫んでいた。「信じてくれるのか! こんな冗談みたいな真相を!」
「もちろんですよ、ボス。仲間じゃないですか」