2006-11-26 『ボトルネック』感想 読書 ボトルネック作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/08/30メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 106回この商品を含むブログ (268件) を見るパラレルワールドを舞台にした青春小説。SFとミステリの要素が組み込まれているが、それぞれが主張しすぎることなくうまく取り込まれている。ストーリー展開もスマートで読みやすい。 内容的には救いがなく、突き放すようなところもあるが、不快ではない。ラストのまとめ方もしゃれている。最後の一行は特に秀逸。