『天使の卵』

一時期村山由佳にはまっていた時期がありました。これも原作を読んだのは10年以上前。結構好きな話なので期待していたのですが・・・。

なぜに夏姫視点!?

原作は歩太の一人称で貫かれてます。
そもそも原作には4年後なんて描かれてませんよ! これが挿入されているせいでテンポが悪くなっているような気が・・・。沢尻の出番を増やすための策略でしょうか。

タイトルの『天使の卵』は原作では歩太が春妃に贈ったプレゼントからとられている(http://store.yahoo.co.jp/appas1953/p39352420.html←これ)のに、映画では出てこないし。

ナレーションが多用されているのもいかがなものか。効果的につかわれているのならともかく、これはただ説明しているだけ。説明ではなく描写していただきたいものです。

コニタンにも沢尻にも思い入れがないのでさほど楽しめず。市原君はかわいいけどやや大根気味か?