『カポーティ』

試写を見させていただきました。

トルーマン・カポーティが冷酷な殺人事件を扱ったノンフィクション「冷血」を書き上げるまでの物語。
すみません、このカポーティという作家のことまったく知りませんでした。

カポーティと事件の犯人との微妙な関係や、彼の心情変化が淡々とした雰囲気の中で緻密に描かれています。
でもあまりにも淡々としすぎているため、途中ちょっと眠くなりましたが。
いわゆる山あり谷ありみたいなストーリー展開ではなく、結構フラットな感じで進む作品ですが、個人的には嫌いではありません。
強く推そうとまでは思いませんが、見て損はない作品だと思います。