『FAKE』感想

Fake

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前半は入試におけるカンニング作戦、そして後半に10億円をかけたポーカー勝負が扱われています。
とりわけ後半のポーカー勝負は手に汗握る展開で、入り込んで読んでいるうちにいつの間にかミスリードされてしまいました。あっと驚く仕掛けはもちろん、伏線の回収の仕方も巧みで好感が持てました。本格ミステリ好きにもオススメできるギャンブル小説の傑作です。