『メノット』

メノット [DVD]

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ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得し、鳴り物入りでデビューしながらもフェラチオ写真を写真誌に暴露され芸能生命を絶たれた藤本綾と、美形ながらもいまいちぱっとしない女優、国分佐智子主演。安易なネーミングを使うならエロティックサスペンスでしょうか。しかいこの「エロティック」にしても「サスペンス」にしても中途半端すぎてなかなか入り込めませんでした。
「エロティック」でいうと、藤本綾の方はバストトップまで見せているけれど、国分は隠されたままで中途半端感は否めませんでした。だったらちゃんと脱げる女優を使った方がいいのではないか、という気がします。
勘違いされると困るので一応言っておきますが、別にバストを見せろ、と要求してるわけではありませんよ。もしそうだったら映画なんかじゃなくてAVを見ます。ただこの作品は「エロティック」な部分が作品の重要部分となっている(たぶん)ので、それならば中途半端なことはしてほしくない、というわけです。
「サスペンス」でいうと、引っ張り方があまりうまくなくて冗長な印象を受けたし、驚きを与えるような場面でも伏線が何もなく、あまりにも唐突過ぎる印象を受けました。
ベッドに寝そべってみてたので、もう少しで落ちそうでしたよ・・・。


ちなみに彬はこの二人を結構好きだったんですよねえ。国分は釈由美子と同時期に「ワンダフル」に出てたのですが、釈よりもこちらの方がいいな、と思ってましたし(周囲には釈ファンが多かった)、藤本綾は深夜の音楽番組かなんかに出てるのを見て、笑顔がかわいいひとだな、と思ってましたから。それがいまや、ねえ。
ホリプロあびる”窃盗”優をかばうくらいなら、もう少し藤本綾を守ってあげればよかったのに。