2005-11-13 『嘲笑う闇夜』感想 読書 嘲笑う闇夜 (文春文庫)作者: ビルプロンジーニ,バリー・N.マルツバーグ,Bill Pronzini,Barry N. Malzberg,内田昌之出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/05/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (18件) を見る最初から最後まで疾走感と緊張感が漂うサイコミステリ。視点人物が複数いるのですが、全員壊れているところが面白いです。しかも章を追うごとにどんどん壊れていく(笑)。最後の方は頻繁に視点人物が入れ替わり、バタバタしているのですが乗せられて読んでしまいます。最後の落とし方はいまいちですが、十分に楽しませてくれる出来でした。映像化したら面白そう。ああ、オレこういうの好きなんだよね、と改めて確認させてくれた作品でした。