『蝋人形の館』

若者のグループが偶然訪れた先でひどい目に遭わされるという、『悪魔のいけにえ』的展開の作品。前半の展開の遅さがやや気になりましたが、中盤以降は怒涛の展開。容赦ないいたぶり方に思わず興奮。<大丈夫か。ラストの『蝋人形の館』の特徴を生かした展開は見もの。なるほど、こういうのもありか、と。エロいシーンもきっちり盛り込んであるし(ホラーではこれ重要)、楽しめるホラー映画でした。
ところでこの作品では登場人物が持っているビデオカメラで撮影した映像が織り込まれているのですが、これがあまり効果的ではないように感じました。『ブレア・ウイッチ』への(もしくは『食人族』への)オマージュだったのでしょうか。それともパリス・ヒルトンを揶揄するためだったとか(笑)。それにしてもパリス・ヒルトンはどう考えてもエロ担当要員だったなあ。本人は納得しているのでしょうか。演技が上手いかどうかはいまいち不明。英語では棒読みかどうかもわかりませんので(笑)。