そういえば

書き忘れてましたが昨日購入した『剣と寒紅』は三島由紀夫と著者の同性愛関係を描いた作品で、作中で手紙を無断使用したとして遺族側から訴えられ、出版差し止めになった作品です。正直、三島にはさほど興味はないのですが、ではなぜ購入したかというとこの本の間に提訴されたときや敗訴決定時、敗訴後の著者インタビューなどの新聞切り抜きがはさまれていたからです。おそらく、前の持ち主が興味を持ってスクラップしていたのでしょう。この著者、熊本在住と言うことで熊本では結構話題になったのです。本以上にこの新聞切り抜きに興味を抱いて購入しました。古本は時々こういうことがあるから面白いですね。