『稀覯人の不思議』感想
- 作者: 二階堂黎人
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/04/20
- メディア: 新書
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ただ、ミステリとしては薄味。動機も容易に想像できたし。それにしてもやはり犯人しか知りえないことをうっかり漏らしたことで、ばれてしまうというのはかなり安易だという印象を深くしました。あと、面白いくらいに高圧的な刑事もどうかと。被害者の知り合いに話を聞きにいっているだけなのに、威張りまくっているのですから(笑)。「〜だわ」とか「〜ですわ」という話し方をする女性というのもお目にかかったことないですけどねえ。