『プリンス・ザレスキーの事件簿』感想
プリンス・ザレスキーの事件簿 (創元推理文庫 186-1 シャーロック・ホームズのライヴァルたち)
- 作者: M.P.シール,中村能三
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1981/01/23
- メディア: 文庫
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「では、精神の偉大さとは精神性の質の偉大なる進化であり、精神性の特質は意識のうちにあって、さらに、意識とは事実の認識であるからには、精神の偉大さとは、事実を認識する偉大なる能力のうちに存在するのかね?」
(「モンク、『精神の偉大さ』を定義す」より)
こんな感じです(笑)。ノンシリーズの「推理の一問題」は比較的読みやすく、これが一番面白かったです。あと、意外に動きが多い「モンク、木霊を呼び醒す」もよかったです。