2005-04-17 『鏡よ、鏡』感想 読書 鏡よ、鏡 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-3)作者: スタンリイ・エリン,稲葉明雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/12メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見るこれはなんだろう。恐ろしく不安にさせられる作品です。いきなり殺人の容疑者にされてしまった主人公。唐突に始まる裁判。読者を置いてけぼりにして、物語はどんどん進みます。頭にいくつもの?マークが浮かびながらもページをめくる手が止まりません。面白い。読者を選ぶ作品でしょうが、僕ははまりました。ただラストは少しきれいにまとまりすぎた気も。もう少し投げ出した終わり方でもよかったのでは、と思いました。